囲碁の日本棋院は1日、昨年史上最年少でプロ入りした小学6年生の仲邑菫(なかむらすみれ)初段(11)が、来年1月1日付で大阪の関西総本部から東京本院に移籍すると発表した。来年度から中学生になるのを機に、本人の希望で移籍を決断したという。「強い棋士やライバルがたくさんいる東京で頑張りたいと思いました。少しでも実力をつけられるように努力していきたいです」とコメントした。
仲邑初段は小学5年生の昨年4月、史上最年少の10歳0カ月でプロ入り。これまで主に大阪で対局してきたが、来年からは東京での対局が中心になる。
籍は1月に移すが、小学校卒業の3月までは大阪で暮らし、4月の中学校入学に合わせて首都圏に引っ越すという。(大出公二)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル