遠州織物で作ったマスクの自動販売機が7日、浜松市中区の「浜松魅力発信館 The GATE HAMAMATSU」前に設置された。遠州織物の知名度アップのほか、コロナ禍の中でも手軽に購入してもらおうとの狙いだ。
販売されるのは、浜松市を中心とした遠州の9事業者が製作した18品。涼しげな色や柄のほか、涼感や抗菌が特徴の素材を使っているものも多い。
値段は600~1千円。来年3月末までの販売予定で、寒い季節には温かさを意識したマスクに切り替えるという。
市の担当者は「コロナ禍の中、対面せずに購入できるのが利点。観光客にもお土産として買ってもらえたら」。2種類のマスクを納めた竹杉商事の杉田雅紀社長は「地元でも遠州織物を知らない人も多い。知ってもらうきっかけになればうれしい」と話した。(須田世紀)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル