大阪府箕面市で平成29年12月、長男の筒井歩夢(あゆむ)ちゃん=当時(4)=を暴行し死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた母親の麻衣被告(29)の控訴審判決が15日、大阪高裁で開かれ、和田真裁判長は懲役9年とした1審大阪地裁判決を支持し、控訴を棄却した。 今年2月の1審判決は、被告の「しばいて」との発言を機に元交際相手の男ら2人=同罪などで懲役10年が確定=の暴行が始まったと指摘し、3人の共謀を認定。控訴審で弁護側は共謀を否定し、1審に続き無罪を主張していた。 和田裁判長は判決理由で、男2人の供述などから「暴行は被告の主導・容認のもと、3人の共謀の上で行われた」と述べ、弁護側の主張を退けた。 判決によると、被告は29年12月24日~25日、男2人と共謀し、歩夢ちゃんの腹を複数回殴る暴行を加え、腹部の内出血で死亡させるなどした。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース