福博の夏を彩る「博多祇園山笠」は10日夕、舁(か)き山笠七流(ながれ)がそれぞれの流の区域内を駆け回る「流舁き」が行われ、祭りは「オイサ」の掛け声とともに舁き手たちが躍動する「動」のステージへと突入した。
三番山笠・土居流(江里口直文総務)は午後5時前、福岡市博多区奈良屋町の山小屋を出発した。水法被姿の男たちが武蔵坊弁慶の人形を載せた重さ約1トンの舁き山笠を担いで博多の街を疾走。男たちは沿道からの勢水(きおいみず)と雨でびしょぬれになりながら1年ぶりの舁き棒の感触を確かめた。
子ども2人が参加しているという同市早良区の理美容師井上美菜さん(45)は「舁き山笠が走りだすと夏が来たという感じで、わくわくします」と話した。
西日本新聞社
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