海上保安庁の奥島高弘長官は18日の記者会見で、長崎県の男女群島・女島西方の東シナ海で同庁の測量船「平洋」などが実施していた海洋調査が全て完了したと明らかにした。平洋は韓国海洋警察庁の船から8月に繰り返し中止要求を受け、日本政府が日本の排他的経済水域(EEZ)での正当な活動だとして外交ルートで韓国に抗議していた。 奥島氏は、韓国側の意図について答える立場でないとしつつ「わが国の海洋権益を確保するため、関係機関と緊密に連携し、必要な海洋調査を計画的に実施していく」と述べた。 海保によると、韓国側から8月19日午後5時ごろまで、無線で断続的に中止要求が続いた。
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