連休最終日の22日(火)秋分の日は、日中は全国的に広く秋晴れとなるが、夜になると太平洋側で雨の降る所がある。
台風12号が近づく前から日本の南に停滞する前線の影響で、西・東日本の太平洋側を中心に雨の強まるおそれがある。
連休最終日の秋晴れを活用して、窓や雨戸は必要に応じて補強し、側溝や排水溝は掃除して水はけをよくしておく、風で飛ばされそうなもの固定したり、家の中に格納したりするなど、きょう中に備えをしたおきたい。
台風12号 24日から25日にかけて西・東日本に接近のおそれ 早めの対策を
21日(月)に日本の南海上で台風12号が発生した。台風は今後も発達し23日(水)には暴風域を伴いながら北上する見込み。
24日(木)の未明には潮岬の南およそ190kmの海上に達し、 25日(金)未明には関東地方の南海上に進む見通しだ。その後さらに北上し26日(土)には三陸沖で温帯低気圧に変わる見込み。
24日(木)から25日(金)にかけて西・東日本にかなり接近する可能性があり荒れた天気となるおそれがある。
暴風やうねりを伴った高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意が必要となる。
また、竜巻などの激しい突風や落雷やひょうが降るおそれがあり注意したい。早めの対策が必要だ。
昼間は秋晴れ 夜は太平洋側で天気下り坂
22日(火)は西日本では朝から広く晴れる見込みだが、本州の南海上にある秋雨前線の北上に伴い、西・東日本の太平洋側では夜は雨が降り出す予想だ。また、鹿児島の奄美地方や沖縄の大東島地方では台風12号の雨雲がかかり断続的に雨や風が強まるそれがある。高波にも警戒が必要となる。
一方、北日本では低気圧や上空寒気の影響により大気の状態が不安定となり、 雷を伴った激しい雨が降る所がある。北海道地方は午前中を中心に、土砂災害、低い土地の浸水、 河川の増水に注意・警戒し、落雷や突風、降ひょう、短時間強雨に注意が必要となる。
日中はだいたいこの時季らしい気温に
仙台から西日本にかけては25℃以上となる見込み。各地で朝晩と日中の気温差が大きくなっているため、上着があると良さそうだ。 22日の予想最高気温(前日差)
札幌 22℃(-1℃)平年並み
仙台 25℃(-1℃)9月中旬並み
東京 27℃(+1℃)9月中旬並み
名古屋 29℃(±0℃)9月中旬並み
大阪 28℃(-1℃)平年並み
福岡 27℃(±0℃)平年並み
那覇 30℃(±0℃)平年並み (気象予報士・崎濱綾子)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース