栃木県那須町の「那須どうぶつ王国」で8日から、レッサーパンダの赤ちゃん2匹とミナミコアリクイの赤ちゃん1匹の公開が始まる。
レッサーパンダは7月18日に生まれた雄の兄弟で、体長約35センチ、尾長約18センチ。耳と口は白くふさふさの毛だが、体は茶色と黒の剛毛だ。大きな尻尾は茶と薄茶のしま模様。つぶらな黒い目が愛くるしい。父は与一(ヨイチ)、母は栄栄(ロンロン)でともに7歳。兄弟はまだまだよちよち歩きで、母親が片時も目を離さない。
レッサーパンダは中国南部からヒマラヤにかけての山地に生息する。成獣は体長約60センチ、尾長は約40センチで、体重は3~6キロになるという。
ミナミコアリクイは8月25日に生まれた。体長約20センチ、尾長約30センチで、体重約800グラム。母親の背中にしがみつき、見学できないこともあるという。(池田敏行)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル