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75年前の8月6日、爆心地から870メートルの場所で被爆した兒玉光雄さんが28日、腎臓がんのため亡くなりました。88歳でした。体中をがんに侵されながらも、最後まで、原爆の恐ろしさを伝えようと尽力してきました。兒玉さんは、「自分の命題は語り継ぐこと伝えること。一人でも多くの地球人に放射線の怖さを伝えること」と語っていました。兒玉さんの通夜が29日、営まれ、 妻の俶子さん(82)は、「あなたのやったことは世界の役に立つこと。あなたのやらなければいけない仕事はやり終えているから、安心して天国に行ってください」と語りました。被爆者の平均年齢は83歳を超え、当時の事を語れる人は少なくなっています。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース