週末は、広い範囲で晴れて、お出かけ日和に。あさって(日)は小春日和になり、七五三のお参りにもオススメ。
この先、12月中旬にかけても気温の高い状態が続き、季節の歩みはスローペース。ただ、雪や寒さへの備えは万全に。
あす(土) 日中は青空が広がる 夜は朝より冷え込む
あす(土)は、移動性の高気圧におおわれるでしょう。太平洋側は、おおむね晴れる見込みです。日本海側も、日中は晴れて日差しが届きそうです。空気もカラッとしますので、洗濯物もよく乾くでしょう。日差しを有効に活用して下さい。 朝の冷え込みは緩む所が多いものの、福島県や山形県(村山、置賜、最上)には霜注意報が出ています。朝は霜のおりる恐れがありますので、農作物の管理に注意して下さい。最高気温は、平年並みか平年よりやや高く、仙台や福島など15度に届く所もありそうです。また、夜は朝より冷えますので、暖かくしてお休み下さい。
あさって(日) 七五三 晴れ着も映える青空に
あさって(日)も、穏やかに晴れて、小春日和になりそうです。七五三のお参りに行く方もいるかと思いますが、晴れ着が秋の澄んだ青空に映えそうです。 最高気温は、あす(土)に比べて高くなる所が多く、寒さはさらに和らぐでしょう。ただ、朝晩は放射冷却の影響で冷え込むため、昼間との気温差がかなり大きくなりそうです。引き続き、服装で上手く調節するなど、体調管理に注意して下さい。
向こう1か月の天候の見通し 冬への歩みはゆっくり
きのう(木)、仙台管区気象台は、向こう1か月の天候の見通し(11月14日~12月13日)を発表しました。二十四節気の「立冬」が過ぎて、本格的な冬へ向かっていく時期ですが、季節の歩みはゆっくりになりそうです。 【主なポイント】
①向こう1か月の気温は「平年より高い」
②日本海側 向こう1か月の降水量は「平年並か少ない」、日照時間は「平年並か多い」
③3~4週目(11/28~12/11) 平年と同様に、日本海側は「曇りや雨または雪の日が多い」、太平洋側は「晴れの日が多い」 上空の寒気の影響を受けにくいため、例年に比べて、雪の降る日は少なくなりそうです。ただ、3~4週目(11/28~12/11)は、平年と同様の天候が予想されるため、日本海側では雪や寒さへの備えをしっかりと進めて下さい。太平洋側では冬晴れになる日が多いため、「朝の冷え込み」「空気の乾燥」にお気をつけ下さい。
日本気象協会 東北支社 髙橋 衡平
Source : 国内 – Yahoo!ニュース