新型コロナウイルスの国内の感染者は20日午後10時時点で2426人が新たに確認され、3日連続で過去最多を更新した。2千人を超えたのも3日連続となる。大阪、北海道、山口、岩手、大分の5道府県で過去最多となった。死者は新たに14人が確認された。
北海道では304人の感染が確認され、初めて300人を超えた。このうち191人が札幌市内で、病院などでクラスター(感染者集団)が起きた。鈴木直道知事は「3連休の外出は慎重にも慎重を重ね、感染リスクを回避できるか検討してほしい。今が正念場だ」と述べた。
東京都内では522人の感染が確認され、2日連続で500人を超えた。豊洲市場(江東区)で新たに30人の感染が確認され、同市場関係者の感染は8月15日に確認されて以降、計114人になった。大阪府は370人の感染が確認され、2日連続で過去最多を更新した。
岩手県は15人で、7月29日に初確認されて以降最多となった。山口県内では23人が確認され、特に岩国市内で感染が広がっている。
日本経済新聞社(本社・東京)は20日、静岡市にある同社静岡支局の記者が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。発熱などの症状があり、19日にPCR検査を受けたところ、20日になって陽性が判明したという。同社によると、感染した記者は、現在、自宅待機中で、これまでに取材先などで濃厚接触者は確認されていないという。同支局には記者ら複数の職員がおり、今後、検査を受けるという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル