天皇、皇后両陛下の長女、敬宮(としのみや)愛子さまは1日、19歳の誕生日を迎えられた。4月に進学した学習院大学文学部日本語日本文学科では、新型コロナウイルスの影響でオンライン授業が続き、ご通学は10月に行われたガイダンスの1回のみ。お住まいの赤坂御所で課題に取り組むなど静かに過ごし、感染拡大の収束を願われているという。 愛子さまは3月に学習院女子高等科をご卒業。感染拡大で卒業式は規模を縮小して行われ、4月の大学の入学式は中止となった。オンライン授業では、学科の専門科目のほか、英語、スペイン語などをご履修。スペイン語は、天皇陛下が学ばれているのを見て興味を持ち、選択されたという。 長年陛下のレッスンを担当するスペイン語学校「アカデミア カスティージァ」学院長のカルロス・モリーナ氏(67)によると、愛子さまは幼いころ、陛下に伴われてレッスンを受けられる機会があったという。最近も陛下を通じ、ご質問が寄せられることがあり、「オンラインならではの大変さもあるようだが、大学でもスペイン語を学ばれているのは誇らしいことだ」と目を細める。 成年を来年に控え、皇族としての自覚も強められている。11月8日の「立皇嗣(りっこうし)の礼」では、儀式の様子を報道を通じて見守り、関連の祝賀行事にも出席された。側近は、「皇室の節目となる儀式や行事に臨む両陛下のお姿を間近に見ながら、成年皇族の心構えについて思索を深められているようだ」としている。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース