家具大手ニトリの公式通販サイト「ニトリネット」(https://www.nitori-net.jp/)を装った偽サイトに関する相談が北海道警などに相次いでいる。主に氏名やクレジットカード番号などを入力してしまったという内容で、道警は個人情報を盗み出すフィッシングサイトとみて注意を呼びかけている。
道警サイバーセキュリティ対策本部によると、ニトリの偽サイトに関する相談は11月中旬から寄せられ、12月4日までに計27件に上る。いずれも道内居住の20~50代の男女からの相談だった。偽サイトはニトリのロゴや内容をまねたもので、氏名や住所など個人情報を入力するよう促される。
札幌市近郊の30代女性は11月下旬、偽サイトに氏名や電話番号のほか、クレジットカード番号やパスワードを入力してしまった。その後、偽サイトのURLが「nitori」ではなく「mitori」となっていることに気づき、カードを停止したという。
このほか、偽サイトのURLが「sofashop」▽7割以上値引きされた商品が掲載▽返信メールの文章が英語を直訳したような「変な日本語」▽会社概要欄や問い合わせ先が無関係の別会社――などの相談があった。家電大手「ダイソン」の電話番号が掲載されているケースもあった。偽サイトは複数確認されているという。
ニトリホールディングスによる…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル