18歳未満の少女をキャバクラ店の従業員として雇って接客させたとして、埼玉県警は15日、店の経営者の女(18)と30代の男を風俗営業法違反(年少者雇用)の疑いで追送検した。県警は今月、この店を無許可で営業したとして同法違反の疑いで2人を逮捕していた。調べに対して2人は容疑を認め、女は「男に誘われて店を始めた」などと供述しているという。捜査関係者への取材でわかった。
捜査関係者によると、追送検容疑は11月下旬ごろ、同県加須市のキャバクラ店で18歳未満の少女1人を雇って客の接待をさせたというもの。男は「若い子を雇えば客が入ると思った」などと述べているという。
2人は昨年10月ごろに店を始め、不定期に営業。女が店を切り盛りして従業員の給与計算などを担い、男は売り上げの管理をしていたという。県警は2人がこれまでに高校生ら18歳未満の少女5人ほどを時給2千円程度で雇い、今年11月までに少なくとも1700万円以上を売り上げていたとみている。
「若い子が働いている」といった複数の通報を受けて県警が捜査していた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル