海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」が民間船と衝突した事故で、海上自衛隊トップの山村浩・海上幕僚長は9日の定例会見で、そうりゅうが事故から3時間超、外部と連絡できなかったことについて「非常に問題がある」と述べ、衛星携帯電話などの新たな通信手段を導入する方針を明らかにした。
事故では艦上部のアンテナなどが損傷。無線や船舶電話など全ての通信手段が使用不能になり、携帯電話が使える海域まで移動するのに時間がかかったため、事故の把握が遅れた。山村氏は「全部使えなくなる想定はなかった。反省すべきで、想定外というのは許されない」と話した。
海上自衛隊では過去にも、事故…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル