東京五輪聖火リレーの中止検討を表明した島根県の丸山達也知事は3日、1都3県の緊急事態宣言が2週間程度延長される見込みになったことについて、記者団に「2週間は中途半端。1カ月は延長して腰を据えてやるべきだ。首都圏は五輪を控えているんでしょう。都知事らには背水の陣で臨んでもらわねばいけない」と話した。
丸山知事は政府や東京都の新型コロナウイルス対策が不十分だとして、五輪開催に反対だとしている。3日の丸山知事の発言について、島根選出の竹下亘・自民党元総務会長は4日、党本部で記者団に問われ、「島根の知事がどう言ったか私は聞いておりませんけども、黙って受け流しておけば良いんじゃないかな、とこう思います」と述べた。
竹下氏は、丸山知事が聖火リレー中止検討を表明した翌日の2月18日、「知事を呼んで注意をしっかりしなくてはいけない」と発言。丸山知事は同25日、上京して竹下氏と面談していた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル