福岡市早良区の団地で1歳の女児が死亡した事件で、殺人の疑いで逮捕されたルーマニア国籍で母親のエネ・ディアナ容疑者(34)が逮捕前、福岡県警の任意聴取に「枕で顔を押さえつけた」と話していたことが、捜査関係者への取材でわかった。逮捕後は黙秘しているという。
県警によると、エネ容疑者は3月30日午前10時ごろ、自宅の寝室で長女の高山夕利亜(ゆりあ)ちゃん(1)を窒息死させた疑いがある。
捜査関係者によると、同日午後7時ごろに帰宅した夫が意識のない夕利亜ちゃんを発見したが、その際エネ容疑者は自宅におらず、数時間後に帰宅。当初は動揺して話ができない様子だったが、31日の県警の任意の調べには「夕利亜ちゃんの顔を枕で押さえつけた」といった説明をしていたという。
県警は1日午後、エネ容疑者を殺人容疑で福岡地検に送検する方針。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル