京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(本社・京都府宇治市)の第1スタジオで起きた放火事件で、青葉真司容疑者(41)=殺人などの容疑で逮捕状=が犯行直後に「行くところがある」と語っていたことが25日、分かった。青葉容疑者は全身やけどで治療中だが、犯行直後は会話ができる状態だったという。
警察官が身柄を取り押さえる直前に青葉容疑者と話をしたという現場近くに住む男性によると、青葉容疑者は、何度も「ぱくりやがって」と発言。男性に向かって「行くところがある。忙しい。行かせてほしい」と話しながら、しゃがみ込んでしまった。
その後、駆けつけた警察官が身柄を拘束。警察官に対しては「俺の小説をぱくった」「社長に用事があるから社長を呼んでほしい」などと話していたという。
事件は18日に発生。34人が死亡し、34人が負傷した。京都府警は25日までに亡くなった34人の身元を特定。女性21人、男性13人。20~60代で、大半が20~30代だという。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース