学校法人帝京科学大学(東京都)は18日、運営する帝京第五高校(愛媛県大洲市)の剣道部の男性総監督を16日付で解雇したと発表した。自身の「誕生日祝い」として、部員から現金を集めていたことが「教員としての適格性に欠ける」と判断したという。
法人によると、第三者委員会の調査で、男性総監督は自身の誕生日祝いとして、主将が部員全員から1人5千円ずつ集めた計14万5千円を受け取ったと認定。集金には強制性があり、少なくとも2009~14年度は「集金が習慣化していた」としている。
法人は「受け取った現金の額は社会的儀礼の範囲を超えており、教育上ゆゆしき問題」「法令順守の再徹底と信頼回復に努める」とのコメントを出した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル