新型コロナウイルスの国内の感染者は21日、午後8時半現在で5292人が確認された。1週間前の水曜日(14日)と比較すると984人の増加で、5千人を超えるのは緊急事態宣言中だった今年1月22日以来、約3カ月ぶりとなる。今月14日には約2カ月半ぶりに4千人を超えたばかりで、感染拡大に歯止めがかからない状況が続いている。亡くなった人は49人だった。
東京都は2回目の緊急事態宣言が解除されて以降、最も多い843人。800人超となるのは1月29日以来で、1週間前と比べ252人増加した。1242人となった大阪府をはじめ、兵庫、奈良、三重、福井、新潟の1府5県で感染者数の最多を更新した。
京都府は128人と4日連続で100人超となり、西脇隆俊知事は緊急事態宣言の要請を決定した。一方、奈良県の荒井正吾知事は現時点で宣言やまん延防止等重点措置は不要との認識を示した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル