緊急事態宣言が発出されていた4月29日~5月5日の大型連休について、ソフトバンクの子会社「アグープ」が6日、首都圏と近畿圏でそれぞれの都府県境をまたいだ人の流れについてデータを発表した。昨年の大型連休に比べ、首都圏では倍以上、近畿圏でも倍近くに上っていた。
東京都の小池百合子知事は大型連休直前の会見で、「ステイホームを徹底しておうちで過ごしてほしい。東京から出ないでください、東京にもいらっしゃらないでください」などと呼びかけたが、データからは効果は限定的だったことが浮き彫りになった。
アグープが、今年4月29日~5月5日と昨年4月25日~5月6日、2019年4月27日~5月6日について、スマートフォンの位置情報を活用して1日あたりの平均人口を算出した。
東京、神奈川、千葉、埼玉の…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル