70歳で初めてタブレット端末「iPad」に触れ、美術の授業でICT活用を始めた静岡聖光学院(静岡市)の非常勤講師、勝山陽子先生(73)。中学1、2年の授業で積極的にICTを採り入れるようになり、「何歳でも遅すぎることはない」と話す。
70歳の誕生日にiPadをプレゼントしてもらったのを機に、ICTの良さに気づいた。それまではパソコンの電源の入れ方も知らず、携帯電話はガラケーを使用。「コンピューターはむしろ苦手でした」と振り返る。
タブレットを使って見えてきたこと
あるとき、美術の作品を描き上げる過程をiPadで撮影してみた。完成までの写真30枚ほどを連続再生するとパラパラ漫画のように見え、さらに手を入れるべきところも見えた。「これは授業や作品づくりに活用できる」と感じたという。これまで被写体の観察のために用意していた大量のルーペも不要になった。iPadで撮影した写真を拡大すると、目では見えない被写体の細かい点まで観察できるからだ。
昨春、コロナ禍でオンライン…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル