道は28日、緊急事態宣言下で要請している営業時間短縮や休業の要請に応じていない飲食店50店に対し、要請に従うよう文書による個別の行政指導を行った。店名は公表していない。
鈴木直道知事が同日の会見で明らかにした。道には16日から緊急事態宣言が出され、感染拡大が著しい札幌市を含む石狩地域の市町村、小樽市、旭川市は「特定措置区域」として、酒類やカラオケ設備を提供する飲食店には休業が要請されている。知事は要請に応じない店には命令でき、正当な理由なく命令に応じない場合は過料を科せる。
道が27日までに見回りをした札幌市内の飲食店1万1千店のうち99・5%、札幌市以外の約4千店のうち99・9%が要請に応じた。要請に応じない78店舗には個別に通知し、それでも要請に応じない50店舗に文書で行政指導を行った。
緊急事態宣言は6月20日ま…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル