電動キックボードを無免許で運転したなどとして、大阪府警は15日、大阪市北区のウェブデザイン業の男(27)を道路交通法違反(無免許運転、通行区分違反)の容疑で大阪区検に書類送検したと発表した。送検は14日付。男は容疑を認めているという。
曽根崎署によると、男は5月28日午後1時過ぎ、電動キックボードの運転に必要な原付き免許を持っていないのに、同区中之島4丁目の歩道を走った疑いがある。電動キックボードは道交法上、公道での運転には免許が必要で、歩道は走行できない。男はナンバープレートやヘルメットなどもつけていなかったという。
同署によると、5月25日午後、同区角田町の歩道で、ナンバープレートがついていない電動キックボードを運転していた男を署員が見つけ、免許を持っていなかったため警告書を交付した。
28日に電動キックボードで歩道を走っている男に署員が任意同行を求めたところ、警告書を交付されたのと同一人物だったことが判明した。
25日の時点で男はうその名前や住所を自称していた。「同じ警察官に見つかることもないから捕まらないと思った」と話しているという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル