徳島県出身のシンガー・ソングライター米津玄師さんのヒット曲「Lemon」のCDジャケットのイラストの陶板画が、大塚国際美術館(同県鳴門市)で7月30日から展示されている。
同美術館は、ゴッホやピカソなど1千点を超える世界の名画の複製陶板画の展示で知られる。
米津さんは昨年末の紅白歌合戦で、館内にあるバチカンの礼拝堂を再現した「システィーナ・ホール」からの生中継で「Lemon」を披露した。以来、ファンらが続々と訪れる「聖地」に。ゴールデンウィーク中の来館者は前年の2・7倍に達したという。
米津さんの公式サイトによると、18年3月リリースの「Lemon」は動画サイトでのミュージックビデオの再生回数が日本人アーティストとして初の4億回を超えた。また、楽曲や歌手のランキングで計25冠を達成したという。
陶板画になったのは、「Lemon」のCDジャケットに使われた米津さんの直筆イラスト。93センチ四方の陶板で再現し、システィーナ・ホールの壁に飾られた。常設展示の予定で、額縁は現在仮のもので今後新しいものに変えるという。周囲にレモンの香りを漂わせる演出もあり、来館者はスマホで写真を撮ったり、間近で見入ったりしていた。
米津さんは「多くの人からLe…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル