津布楽洋一
栃木県教育委員会は3日、足利市立小学校の男性校長(58)がパワハラとセクハラ行為をしたとして、停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。校長は同日で依願退職した。
県教委によると、校長は昨年6月ごろから今年3月ごろの間、女性教職員に、毎週のように勉強会と称して時間外に校外に呼び出したり、無料通信アプリで業務に関係のない内容を含めたメッセージを、ほぼ毎日、送信したりした。またこれまでに少なくとも女性5人に対して体を触るなどの行為をしたことも発覚したという。
荒川政利教育長は「言語道断の許されない行為。校長会や市町教育委員会と連携して、不祥事の撲滅と信頼の回復に努める」とコメントした。(津布楽洋一)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル