伊藤宏樹
山口県山陽小野田市のJR山陽線の小野田―厚狭(あさ)駅間で15日、線路の路盤が長さ約20メートル、幅約15メートルにわたって崩れているのが見つかった。現場では架線柱が倒れ、信号を制御するケーブルが切れており、復旧まで10日ほどかかるという。
JR西日本によると、山陽線は大雨の影響で14、15日は運転を見合わせていた。崩落は、運転再開に向けた15日の点検で見つかった。復旧工事のため、山陽線は16日から厚東(ことう)―厚狭間で運休する。
JR宇部線(新山口―宇部駅間)と、JR小野田線(居能―小野田駅間)の運行にも、崩落現場の信号ケーブルが必要なため、復旧までそれぞれ全線が運休する。(伊藤宏樹)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル