中島嘉克
ヤフーは30日、災害が迫っているときにそれぞれの利用者にあった行動がスマートフォンなどに通知されるサービス「防災タイムライン」の提供を始めた。無料で利用できる。住所や世帯構成などを事前に登録しておくことで、災害時の逃げ遅れを防ぐ目的だ。
防災タイムラインは、アプリ「Yahoo!防災速報」の新機能。自宅の住所や建物の階数、自力避難が難しい同居者の有無などを事前に登録しておくと、避難所へ向かう必要があるタイミングなどでプッシュ通知が届く。まずは大雨などの水害発生時が対象で、今後は地震や津波など他の災害にも対応させるという。
また同居人数や性別、年代などを登録することで、必要な備蓄品のリストも確認できる機能もある。緊急時に必要な連絡先の登録もできるという。(中島嘉克)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル