貿易をめぐる米中の対立が激しさを増し、舞台は通貨にも広がった。圧力と報復の歯止めなき連鎖は、両国を含めた世界経済を危機にさらしかねない。解決の糸口を探るため、両国は冷静に対話の席につくべきだ。
米国のトランプ大統領は1日、中国からの輸入品ほぼすべてに対象を広げる制裁関税「第4弾」を、9月に発動すると表明した。中国側はこの措置が首脳同士の合意に「著しく反している」と反発を強め、中国商務省は中国企業が米農産品の購入を一時停止したと発表した。
並行して為替市場では人民元安が進み、節目とされてきた1ドル=7元を割り込んで11年ぶりの安値をつけた。…… 本文:1,009文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。
朝日新聞社
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