Jリーグの鳥のマスコットたちが、高円宮妃久子さまが名誉総裁を務める国際環境NGO「バードライフ・インターナショナル」の活動に一役買うことになった。8日午後、東京都文京区で「協働活動宣言」の調印式があり、久子さまも同席した。
Jリーグの全55クラブのうち、18クラブには鳥をモデルにしたマスコットがいる。横浜F・マリノスのマリノス君や、ベガルタ仙台のベガッ太、ファジアーノ岡山のファジ丸などだ。これらのマスコットでつくる「Jリーグ鳥の会」(会鳥・ギラヴァンツ北九州のギラン)と、「バードライフ・インターナショナル」の日本法人が連携。今後、環境問題の啓発に力を入れていくことになった。日本サッカー協会名誉総裁も務める久子さまが両者を引き合わせたという。
この日の調印式には、久子さまや村井満チェアマンをはじめ、ギランなど5体のマスコットが出席。久子さまは「自分たちの発信力を使って、地元の環境を守っていきましょうというメッセージをぜひ広げてください」と激励した。
村井氏によると、試合会場でバードライフ・インターナショナル東京の専門家が鳥と環境についてレクチャーするなど、活動が始まっているという。(中田絢子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル