“泳ぐ宝石”メダカブーム
今、各地の夏祭りにある変化が起きている。定番の金魚にかわり、「メダカすくい」を出店するところが増えているというのだ。
東京・中央区の銀座にある、観賞魚を扱うお店でも…
笠原翔さん(パウパウアクアガーデン銀座店):
金魚より、メダカの方が圧倒的に出てますね。売り上げが2倍以上にはなっています。お子さんと一緒に飼育をしてみたいというお客さんがたくさんいらっしゃいます。
なぜ今、メダカが人気なのだろうか?「直撃LIVEグッディ!」は、メダカに愛情を注ぐ男性、矢治徹さんを取材した!
矢治徹さん:
軒下でケースで飼ってるんですけど。
数えきれないほどのケースに、数百匹ものメダカが。3年前から飼い始めたという。メダカに魅了された理由とは?
矢治徹さん:
かっこいいし、キレイじゃないですか。色も形も大きさも違いますし。
一般的に川などにいるのは黒っぽい色のクロメダカだが、ケースの中をよく見ると、色とりどりで形も様々。
近年、メダカ同士を掛け合わせた品種改良が急速に進み、その数は550種類以上とも言われている。そのきらめきから、「泳ぐ宝石」とまで呼ばれているそうだ。中には、交配を重ねようやく1匹だけ生まれたという激レアの新品種も…。
矢治さん自慢のメダカ・ベスト3
名前は「琥珀透明麟 スモールアイ サムライ メダカ」。参考価格で、なんと100万円の値がついた。
矢治さん自身も20種類のメダカを飼い、つぎ込んできたお金はおよそ100万円!
「メダカは恋人」と話す矢治さんに、特に自慢のメダカ・ベスト3を教えてもらった。
3位は長いヒレが愛らしい「扇」。今、このタイプがメダカ業界のトレンドだ。中でもヒレにまで色がついているものは価値が高いそうで、値段はオスとメスのペアで参考価格1万円。
2位は黒と赤のコントラストが大人の雰囲気を漂わせる「兜」。参考価格はオスとメスのペアで4万円だ。
そして1位は「煌・三色ラメ体外光」。参考価格はオスとメスのペアで2万円。
矢治徹さん:
ラメといわれる、うろこの上に色がのるタイプの個体なんですけど。3色の個体をかけているので、3色の体にラメとか体外光が出るという狙いで作られているんです。見てるだけでもかわいいです。
今や、驚くほど個性豊かになったメダカたち。実際に品種改良を行う、埼玉県のブリーダー・清水昭紀さんを訪ねると…
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース