鳥羽水族館(三重県鳥羽市)で、様々な「世界NO1」の称号を持つ生き物たちを展示する特別展が開かれている。9月1日まで。
特別展には、世界各地に生息する魚類や両生類、昆虫など約50種類、約130点が並ぶ。両生類の中で最も強毒性とみられる「モウドクフキヤガエル」や、淡水にすむフグの仲間では世界最大級という「テトラオドンムブ」など、いずれも珍しい生き物ばかりだ。
来場者の目を引くのが、カニの仲間では世界最重量とされる「タスマニアンキングクラブ」だ。重いものだと体重13キロを超えるものもいるという。同水族館では体重約8キロ、甲羅の長さが約30センチの「大物」が飼育されている。このほか、担当者が「見た目がいちばん美しい」と自負する「ルリホシエイ」は、色鮮やかな水色の斑点が特徴だ。
担当者は「夏休みの自由研究にもぴったりな企画だと思う」と話す。期間中、水族館のバックヤードを巡り、世界最大級のイカとして有名な「ダイオウイカ」や深海魚「リュウグウノツカイ」の冷凍標本を見学するツアー(先着20人)もある。
問い合わせは鳥羽水族館(0599・25・2555)へ。(安田琢典)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル