1日午前3時50分ごろ、埼玉県川越市笠幡の5階建てマンションの1階部分から出火していると、同じマンションに住む女性から119番通報があった。火は約3時間後に消し止められたが、1階の1部屋が全焼し、焼け跡から性別、年齢不明の2人の遺体が見つかった。
川越署によると、全焼したのは荻原正さん(77)方で、荻原さんは妻(81)と娘(51)との3人暮らしだった。荻原さん夫婦と連絡が取れていないといい、署は身元の確認を進めている。娘は一酸化炭素中毒の症状で病院に運ばれた。
川越地区消防組合によると、この他に別の部屋に住む女性と、消火活動にあたった消防隊員も煙を吸うなどして病院に運ばれたが、いずれも命に別条はないという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル