南太平洋のトンガ諸島で起きた大規模噴火の影響で、気象庁は16日午前2時54分、岩手県に出していた津波注意報を津波警報に切り替えた。予想される波の高さは最大3メートル。岩手県久慈市の久慈港では同日午前2時26分に1・1メートルの波が到達した。総務省消防庁によると、午前1時45分現在、人的被害は確認されていないとしている。
同庁のまとめでは、午前1時45分現在、青森、岩手、宮城、徳島、高知各県の21市町村で計15万3021人に避難指示が出ている。このほか、津波警報が出ている奄美大島(鹿児島県)の大和村や与論島の与論町でも、避難指示が出されている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル