JR東日本は17日、東京・山手線の駅を起点にアートや音楽を楽しむ「HAND!」を始めた。3月7日までの50日間、山手線駅を盛り上げ、各エリアの魅力を伝えるイベントが目白押しだ。
目玉企画の一つが、車内をアートギャラリーに見立てた特別編成の山手線だ。今月18日~来月1日の期間中、限定1編成で運行する。
17日、メディア向けに特別車両が公開された。1両につき1人のアート作品が中づりで飾られ、11両それぞれで、墨で描かれたり、フィギュアを透明な袋詰めにしたり、多彩な作品が楽しめる。掲示された実物は期間終了後に配送する形で購入もできる。
内・外回り計11駅の歴史を紹介する車内放送も。例えば新橋駅なら、「鉄道発祥の地」などとアナウンスが流れる。
HANDは2020年に続き2回目で、今回は、上野や鶯谷、有楽町など山手線14駅などでギャラリー展示やライブ、街歩きなどが催される。このプロジェクトを担当するJR東の斉藤千明さんは「コロナ禍が長引く中、日常に彩りを添えられたら」と話す。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル