「おいでやす~」と言ったらこの人あり。芸人おいでやす小田が、1月27日のカムカムエヴリバディに登場した。
出演シーンはこの日の序盤だった。
回転焼き屋「大月」を始めたるい(深津絵里)は、道行く人に「おいでやす」と声をかける。足をとめたのが、おいでやす小田演じる森岡新平。首にタオルを巻いた、商店街のおっさんだ。昭和のセットにすっかり溶け込んでいる。
キレ味良い酒屋のおじさん
「何? 回転焼き――。何やそれ」「あ~たまに屋台で見るやつか。いやあ、ここらのもんは食べたがらへんで」
配達中なのか、それだけ言い残して足早に立ち去る。
NHKによると、森岡はあかね通り商店街の森岡酒店の店主。“キレの良い”トークが持ち味らしい。やがて、るいたち家族をいつも気にかけてくれる存在になる。
おいでやす小田は京都出身で吉本興業所属の芸人。一昨年のM―1グランプリで準優勝、キレ芸を武器に売れっ子として活躍している。
「まるで別世界」
おいでやす小田のコメントは次のとおり。
信じられません。1年前、こんなことになるなんて誰が予想できたでしょう。まるで全く別の世界線、パラレルワールドに来てしまったようです。
昨年の春にドラマに出させていただいた時、共演者の水野美紀さんに「あなたは今年、朝ドラに出ることになる」と言われました。
もちろんその時は「何をおっしゃってますか」という感じでしたが、それが何と現実になりました。いや予言者やがな! 水野さん何者なんですか?!
話はそれてしまいましたが、とにかく全力でまわりの方々に出来るだけ迷惑かけることなく一生懸命、お芝居に取り組ませていただきます。
温かい目で見守ってください。ドキドキしてます!(コメントから抜粋)(土井恵里奈)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル