都市部でも増えつつある「無人駅」。駅員がいない駅で、災害時の避難誘導や情報伝達などの態勢がどう整備されているのか、総務省中部管区行政評価局(名古屋市)が実態調査に乗り出した。南海トラフ巨大地震で浸水が想定される区域にも無人駅は少なくないといい、整備の推進につなげるねらいだ。
鉄道各社の資料を同局がまとめたところ、JR東海、名鉄、近鉄の3社が東海3県に設置する駅のうち、終日または運行時間中に無人になる時間がある駅は384駅ある。
そのうち、JR東海の亀崎(愛知県半田市)や幸田(同県幸田町)など13駅、名鉄の山王(名古屋市中川区)など70駅は、1日の利用者が3千人以上にのぼる。
2000年の東海豪雨では…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル