札幌市北区に巨大な雪山が出現した。推定200万立方メートル超。市雪対策室は「過去最大級の大きさになるのは間違いない」と話す。
2月初旬の大雪の後、札幌市内には巨大な「雪山」が出現した。大きさは推定200万立方メートル超で、東京ドームの1・6個分に相当する。札幌市が「過去最大級の大きさになるのは間違いない」という巨大な雪山の正体は何なのか。誕生した背景や管理方法などについて取材した。
市が管理するこの雪山の正式名称は「新琴似8横・雪堆積(たいせき)場」(同市北区新川)。幹線道路から間断なく大型ダンプが出入りし、巨大な雪山の坂を駆け上ると、頂上付近で雪を排出する。重機がそれを踏み固め、散水して凍らせ、ダンプが走っても崩れない搬入路と作業場を作り、再びダンプが雪を運び込む。これらを繰り返すことで雪山は成長を続ける。高さは数十メートル級にみえる。
この雪は、各地で除雪後に道路上などに残されたものが運び込まれたものだ。
札幌市北区や隣接する石狩市からのほか、他の各地の民間業者、鉄道会社などが運び込む雪も無償で受け入れている。
雪は最終的にどうなるのか…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル