阿寒など北海道東部を中心に活動する写真家2人と、釧路市阿寒町の菓子店社長が、愛らしい姿が人気の野鳥「シマエナガ」をモデルにした和菓子を作りあげた。
その名は「しまえながのおまんじゅう」。釧路市阿寒町の自然写真家の山本光一さん(56)と河瀬幸さん(45)、菓子処松屋の松橋福太郎社長(39)の3人が「阿寒の魅力を発信したい」と1年がかりで完成させた。
真っ白な羽毛に包まれたシマエナガの体はスズメより小さく、つぶらな瞳が特徴だ。国内では北海道のみで生息し、その愛らしい姿から「雪の妖精」と呼ばれる。阿寒地域を中心に長年シマエナガを撮影し、シマエナガの写真集も出版した山本さんと河瀬さん。2人は「パッケージの写真やイラストではなく、大好きなシマエナガそのもののお菓子を地元で作ってもらいたかった」と話す。河瀬さんと面識のあった菓子職人の松橋さんが加わり、3人でアイデアを出しあって試作を重ねた。
松橋さんが最も苦労したのは…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル