絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引を規制するワシントン条約の締約国会議で、アフリカゾウの象牙取引をめぐる議論が21日、あった。深刻な密猟被害を訴えるアフリカの国々が各国国内市場の完全閉鎖を提案。米国は「国内市場は違法取引に関与していない」と主張する日本などの国に対して、より強い説明責任を課す修正案を出し、こちらが委員会で合意された。日本は反対しなかった。はんこや宝飾品に使われる象牙の一大市場がある日本に、国際社会の一層厳しい目が向けられた形だ。
■提案国「密猟絶えない一因」
スイス・ジュネーブで21日に始まった、象牙取引の議論。…… 本文:2,320文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。
朝日新聞社
Source : 国内 – Yahoo!ニュース