お笑い芸人と携帯電話ショップ勤務の経験を生かし、スマートフォンアドバイザーとしてネットの使い方について発信しています。
子どもたちに伝えていると、大量のネット情報に日々接するうち、無意識にネット上の価値観をすり込まれていると感じることがあります。
ジェンダーに関することも、そのひとつです。
「かわいく」SNSで圧力
例えばルッキズム(外見至上主義)。SNSではかわいい人が発信力を持ちやすい。しかもフォロワー数やコメントで、人気の差は可視化されます。
女性が意見を表明すれば、内容と関係なく「ブス」などと容姿をあげつらう反応が来ることもある。
女子はかわいくあれ、という「性差への偏見」が、ネットではむき出しでやりとりされる。10代の女性は、特にこうした影響を受けやすい。自分に対してではなくても、日々それを目にすれば圧力を感じ、リアルな価値観としてとりこんでしまいます。
私が教えたいのはネットの「…
Think Gender
男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[記事一覧へ]
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル