tvkニュース(テレビ神奈川)
ことし3月、横浜市鶴見区の自宅で重いやけどをした当時3歳の長女を放置した罪に問われている女と、同居する男の裁判で、検察側が被告らに懲役2年を求刑しました。
この裁判はことし3月、横浜市鶴見区梶山の自宅で、重傷のやけどをした3歳の長女に、医師の診断を受けさせず、置き去りにしたとして、母親の橋本佳歩被告と同居する交際相手の田中聡被告が保護責任者遺棄の罪に問われているものです。
23日の弁護側の被告人質問で長女への対応について問われると、田中被告は「薬を塗ってラップを巻いた。橋本被告がネットで調べた」などと答えました。検察側は、「スロットをやりたい欲求を優先して、長女は全身にやけどを負っているのに、長時間放置され、命を落としかねない状態だった」などと犯行の悪質性を指摘し、懲役2年を求刑。一方で、弁護側は「真摯に子どもに向き合い反省している」などと、執行猶予付きの判決を求めました。判決は来月4日に言い渡される予定です。
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