山口県と北九州市で1995年、山口県下関市出身の無職吉田卓三さん(当時37)の切断された遺体の一部が相次いで見つかった事件で、死体遺棄容疑などで指名手配されていた父親の吉田富一容疑者を昨年10月、山口県警が殺人などの容疑で書類送検していたことが、捜査関係者への取材でわかった。
捜査関係者によると、吉田容疑者は生存していれば昨年に100歳となったが、山口・福岡両県警の捜査本部は死亡していると推定し、書類送検して捜査本部を解体。捜査を終結していた。こうした事例は「100歳送致」と呼ばれ、全国で初とみられるという。
書類送検容疑は、卓三さんを…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル