ワープロやビデオデッキ、テレホンカードなど、すっかり懐かしくなったヒット商品を紹介する夏季企画展「さよなら平成」が、奈良県生駒市山崎町の生駒ふるさとミュージアムで開かれている。9月23日まで。
平成から令和に元号が変わった今、改めて平成の30年に思いをはせてもらおうと企画。展示物の大半は生駒市民の所蔵で、約60件を展示している。
ブラウン管テレビやラジカセなどの家電のほか、ワープロや電子手帳、フロッピーディスクといったビジネスの分野で大活躍した品々、携帯電話の普及で徐々に姿を消していったインスタントカメラやテレホンカードなどを展示。ともに累計出荷台数が1億台を突破した携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」、家庭用ゲーム機「プレイステーション」など平成を代表するゲームも並んでいる。
また、同県生駒市の30年間の移り変わりを比較できる航空写真や風景写真も。学芸員の野口朗人さん(36)は「家族や友人と一緒に当時を思い出したり、懐かしんだりしてもらえたら」と話している。
開館時間は午前9時~午後6時。休館日は祝日を除く月曜。観覧料は大人200円、中学生以下と市内在住の65歳以上は無料。9月1日午後2時から、学芸員による展示解説がある。問い合わせは生駒ふるさとミュージアム(0743・71・7751)。
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