4日午後8時15分ごろ、大阪府岸和田市岸之浦町の防波堤近くの護岸に「渡船が乗り上げた」と、乗客から118番通報があった。岸和田海上保安署によると、岸和田渡船所有の「第2山田丸」(約12トン)で、後部の船底部分が護岸に敷かれた石に挟まった状態で乗り上げていた。乗客の男女47人のうち数人が擦り傷を負ったが、全員が別の渡船に救助された。
岸和田海保によると、乗客は防波堤で釣りをした帰りで、阪南港に帰る途中だった。当時は海上に風速5~6メートルの風が吹いており、船長の男性(42)は「風で(護岸に)寄せられてしまった」と話しているという。海保は業務上過失往来妨害の疑いで、船長から事情を聴いている。
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