米国が昨年6月と9月に臨界前核実験をしたという一部報道を受け、広島県原爆被害者団体協議会など12団体による「核兵器廃絶広島平和連絡会議」は13日、広島市中区の原爆死没者慰霊碑前で座り込みの抗議活動をした。
「バイデンよ、お前もか!」。県被団協の箕牧智之(みまきとしゆき)理事長(80)は、参加者45人の前で声を荒らげた。核実験が明らかになるのはバイデン政権で初。ロシアがウクライナへの侵攻を続け、核使用の懸念が高まる中だけに、「核開発が世界的な流れになりそうで怖い。プーチン大統領が、アメリカが陰で実験するなら核兵器を1回使ってやろうと考えたら大変なことになる。核兵器はダメだと再認識してもらえるよう、広島と長崎からさらに訴え続けたい」と語った。
また、湯崎英彦知事と松井一…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル