北海道斜里町の知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が行方不明となった事故をめぐり、海底から「KAZUⅠ」と書かれた船体が見つかった。海上保安庁の奥康彦参事官が29日昼、同町ウトロ支所前で記者団に状況を語った。
捜索には29日から海上自衛隊の掃海艇「いずしま」が参加し、船体は、カズワンから救助要請があった半島西側の「カシュニの滝」付近で見つかったという。
正午ごろに取材に応じた奥氏は「いま、情報が入ってきている状況。詳しい状況は、整理したのちに正しく発表する」と前置きし、「ソナー(水中音波探知機)を使った捜索の中で、何かあるかもしれない点はわかってきた。本日、水中カメラでそれを確認できた」と明かした。
その上で「(船体の文字が)…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル