大阪市中央区日本橋2丁目の駐車場で15日深夜、紙袋に入った乳児の遺体が見つかった事件で、大阪府警は16日に司法解剖を実施し、結果を発表した。乳児は妊娠8カ月程度で生まれた女児で、4月ごろに死亡したとみられるという。府警は死体遺棄などの疑いで調べている。
捜査1課によると、乳児は身長約40センチで、へその緒があったという。遺体は腐敗しており、死因は不明で、死産かどうかもわかっていない。頭部や首には出血の痕は見つからなかったという。
府警によると、遺体が見つかったのは民間企業が運営するコインパーキング。空いていた駐車スペースに手提げの紙袋が置かれていたという。紙袋にはポリ袋が入っており、ポリ袋の中に遺体があった。
通行人の男性が15日午後11時45分ごろ、「かばんが放置されていて、においがする」と110番通報した。現場は大阪メトロ日本橋駅から南に400メートルほどで、飲食店などが立ち並ぶ地域。近くには黒門市場がある。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル