バスケットボールB1・レバンガ北海道の折茂武彦社長(52)が18日、札幌市の北海きたえーるで2年越しの引退試合に臨んだ。「楽しくて幸せな引退試合だった。27年間、素晴らしいバスケット人生だった」と話し、詰めかけた5408人のファンに最後のユニホーム姿を見せた。
折茂武彦(おりも・たけひこ) 埼玉栄高、日本大を経て1993年、トヨタ自動車アルバルクへ入団。在籍14年で3度のリーグ優勝、天皇杯優勝。日本代表として98年、2006年の世界選手権に出場。07年、レラカムイ北海道へ移籍。11年にレバンガ北海道を創設。選手兼社長としてコートに立ち続けた。19年、日本出身選手として初の通算1万得点を達成。コロナ禍で19~20年シーズン途中でリーグが終了し、Bリーグ最年長の49歳で現役引退。27年の競技生活を終えた。
2020年の現役最終年はコロナ禍でシーズン途中で打ち切られ、北海道のファンに最後の姿を見せられなかったのが心残りだった。その後も引退試合が企画されるたびにコロナで延期に。今年3月に練習を再開し、「現役時代は楽しい思いはひとつもなかった。引退試合は楽しみたい」と語り、コンディションを取り戻した。
引退試合の前半は同世代の仲…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル