原作者・長谷川町子さん(1920―1992)がかつて暮らした福岡市早良区の旧西新町が市に編入されて100年を迎えた記念として、制作された。
人形ができるまでには、企画者の熱い思いと、地域の力があった。
長谷川さんは、西新近くの百道浜(現・早良区)の海岸を散歩しながら、サザエやカツオといった登場人物について考えたという。
早良区は「サザエさん通り」を設けるなど、「サザエさん一家」をモチーフとしたまちづくりを進めている。
博多人形に合う「サザエさん」って?
「西新町100年記念事業実行委員会」の会長、鳥巣勲さん(71)は、5年前からサザエさんの博多人形を作りたいと考えていた。
そこで、著作権をもつ長谷川…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル