東京都心で9日連続の猛暑日となった今月3日までの1週間に、熱中症の疑いによる死者が東京23区内で計52人確認されたことがわかった。このうち49人が屋内で亡くなり、少なくとも42人がエアコンを使っていない状態だった。
東京都監察医務院によると、52人の年代別は40代1人、60代6人、70代18人、80代21人、90歳以上が6人。性別では男性27人、女性は25人だった。
また、この1週間に都内(稲城市と島嶼(とうしょ)部を除く)で熱中症とみられる症状で救急搬送されたのは1568人で、前週の449人と比べて3倍以上となった。6月27日以降は連日200人前後で、都心で最高気温37・0度を記録した7月1日は期間中最多の301人が病院に運ばれた。
東京消防庁によると、搬送さ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル